Ansellの保護手袋
産業環境では,作業員が様々なリスクに直面する可能性があります:
- 機械によるリスク(押しつぶし,切断、貫通)
- 熱によるリスク(熱、寒さ)
- 化学製品によるリスク(純粋な化学物質また混合物の取り扱い)
- 電気によるリスク(放電,アーク放電,感電)
作業と接触時間を特定する
手袋の選択は,行う作業によって異なります。危険物質との接触はあるかどうか吗?物質は濡れているのか油性なのか吗?
手袋の選択は,リスクのある物質との接触の性質にも関係しています。接触は断続的で長いかどうか吗?手袋は完全に,また部分的に浸漬するか吗?体のどの部分(手,手首,腕)を保護する必要があるか吗?
注意事項:細い手袋は,厚くて丈夫な手袋よりも保護力が劣りますが,作業員の手先がより動かしやすくなります。短い手袋は,しぶき・はね防止に適していますが,完全に浸漬する場合,浸漬の深さよりも長い手袋を選択してください。
作業員の快適さを考慮に入れる
作業員は,手袋に慣れている必要があります。手袋は、作業を妨げる可能性があるため、大きすぎても小さすぎてもいけません。 メ-カ-が提供するサイズ表を参照して、適切なサイズの手袋を見つけてください。
注意事項:サイズに合った手袋が見つからない場合は,大きい手袋よりも小さい手袋を選択してください。
また,ますます広がっているラテックスアレルギーに注意してください。ラテックスアレルギーの場合,ニトリルなどの代替物が存在します。
そして手は,手袋内で汗をかき,作業を妨げる可能性があります。発汗の影響を減らすために,保護手袋の下に綿の手袋を着用しましょう。